2019年の振り返りなど。

2019年12月31日

 今年の振り返りをしようと思います。

 1月は、上旬にただのめいろ1を制作し、1月の残りと2月は、写真部の幽霊部員の最終調整をしておりました。

主に、セリフ周り細かな調整ですね。

実際の文章そのものは、わりと早めにできていたのですが、デバッグしていただいた皆さんの感想をもとに、作品をよりよくしていきました。

 

 3月は、9日にbambooさんのクラウドファンディング勉強会を受けに行きました。

そこで、色々な方とお話する機会を得る事が出来ました。

クラウドファンディングそのものは、私がやるとしても、まだそのステージに到達していないと判断し、まだまだ積み重ねと、考察をする方針で動いています。

クラウドファンディング勉強会の終わり、打ち上げがありました。

勉強会そのものは、老若男女問わず、色々な方がいらっしゃっていたのですが。打ち上げの際は、若いクリエイターの方々が多かったです。

ものすごく情熱のある方や、野心のある方が多く。未来が少し、楽しみだと思いました。

私自身は、その方々に比べて、情熱も、実力も伴っていない状態で、どうしていけばいいのか、打ち上げの片隅の席で、自分の今後について考えていました。

bambooさんは色々な席を移動したりしてお話されていました。話すことなく終わるのだろう、と思っていましたが、ある方が、機会くださいまして、お話させて頂きました。

しかし、その時は、せっかくのチャンスを生かしきれず、自分の至らなさを痛感。

それでも、実際に業界に入ってみたらいい等、様々な助言を賜りまして、その日は拠点に帰りました。

 

 もっと、頑張ろう、と。

 東京に滞在中、演技のワークショップが一週間後に開催されるとツイッターでたまたま知り、参加する事にしました。

去年、作品に多くの方に声をあてて頂いたのですが、その時、私の力量不足を感じ、演技について、今一度勉強し、よりよい作品制作につなげていければと思ったからです。

ゲキオフさんという月に一回の頻度で行われているワークショップで、その時は、(https://www.youtube.com/watch?v=NRTG7a-CD5g&feature=youtu.be)こちらを収録致しました。(実は私がこれ出演したと公言するのはこれが初めて)

このゲキオフさんの話は、後々もまた出てきます。

 

 クラウドファンディング勉強会の打ち上げの後、私は、早速業界の求人を探していました。

元々、探したり、一部応募したりしていたのですが、結果は出ていませんでした。

この時に見つけたのが、株式会社ビジュアルアーツ様の求人でした。

早速応募の準備に取り掛かり、ゲキオフさんのワークショップ後に帰宅し、応募致しました。

 

 面接前に一度、会社を下見した際は、言葉では言い表せない不思議な感覚を抱きました。

面接本番は、3月と4月が移り変わっていく時節でした。

月並みな表現なんですが、めちゃくちゃ緊張しましたね……。

 

 面接後、面接で案内された時間にご連絡があり、2か月間お世話になる事になりました。

実際の仕事内容としては、あるゲームのデバッグの仕事がメインでした。

ツイッターの方で報告させていただいた、月の彼方で逢いましょうのお仕事は、マスターアップ前にデバッグをお手伝いさせていただいた形です。

2か月はあっという間に過ぎ去り、私は、短期契約を終了致しました。

 

 契約が終わり、6月中旬~7月と8月の引っ越すまで、ですが、スマートフォンの修理や、身の回りの整理、個人製作の進行等を中心に行動していました。

その最中で行った事は、まず、pixivへの作品の毎日投稿です。(https://www.pixiv.net/novel/member.php?id=20677322

実際に、自分はどのくらい書けるのだろうか、といった今後の参考基準にするための試みでもありました。

やってみると、やはり結構難しいものですね……。

 次に7月12日保住圭先生のエロゲシナリオライター勉強会へ(https://twipla.jp/events/386688)の参加です。

 6月28日。偶然にも、一人分の出席の枠が空いたため、急遽参加する事にしたのです。

その際に、家探しなどもしたのですが、結果はあまり芳しくありませんでした。

勉強会では、皆さん色々な壁に当たっていたり、私と同じ悩みを持つ方もいました。シナリオライターは、大変な仕事ですね……。

勉強会の後の打ち上げでは、業界の方のお話を伺う事が出来ました。

 

 引っ越しの話です。

私は、10年以上大阪に住んでおりました。

このままでは、チャンスはあまり少ないのではないかという焦りなどもあり、関東に引っ越そうというのは、前から考えておりました。

資金稼ぎや家探しなど色々な事をやりましたが、行き詰っている中。一つの幸運がありました。

大学時代の友人に、だったら自分たちの所に来ないか? という誘いをいただいたのです。

そこは、その友人と、友人の友人の方がシェアハウスしている所で、私は話に乗りリビングルームに住むという形で、生活が始まりました。

 

 最初は、段ボールを敷いた上に寝袋で寝るという生活でした。

資金は、そこまで多くない状態で、無謀にも引っ越した為、すぐに尽きそうになりました。

仕事を探すにしても、そもそも生活が成り立たないような状態だったのです。

そこで、路銀を稼ぐ為に、日雇いの仕事を何件も応募しました。

結果は、一週間、何十件応募しても全て落ちるという悲惨なもので。持ってきていた私物(コレクション)を幾つか手放す事で、かろうじて生活を続けました。

食事のグレードも、みるみるうちに下がり、酷い時は、一日食パン一枚だけという日もありました。

 

 引っ越す前は、ウーバー〇ーツという宅配サービスをする予定でした、それは面接をほとんど行う必要が無く、顔写真付きの身分証明書さえあれば始められる仕事だったのですが……。

車を始めとした乗り物がとてつもなく苦手という理由で免許証等を、私は持っていませんでした。

先に知っていればマイナンバーカードの発行などでも対策は出来たのですが、その時点では申請しても発行に一か月かかる状態で、小型特殊免許の試験(受験費1500円受かったら発行するために追加で交付手数料2,050円)を受けるしかありませんでした。

一度目の試験で受かりさえすれば、日雇いをしなくてもまだ生活を続けられるような状態だったのですが、一度目は45点合格の所43点で落ちました。

あの時の絶望感はやばかったです。何せ、増えることなくお金が減っていくのですから。

 

 しかし、その淵でも、私は、ある幸運に恵まれました。

日雇いの仕事に、ついに受かったのです。

初めて行った日雇いの仕事は、イベントの屋台の設営でした。

予定より早く終わり、その分給料が少なめだったのですが、その翌日の屋台でも働かせていただける事になり、なんとか命を繋げました。

 

 働きますと、段ボールの上に寝袋という生活は、体に結構響きます。

日雇いのお金で布団を購入し、毎週土日に日雇いを繰り返すような日々を過ごしました。

浮いたお金で、また小型特殊免許の受験をし、2回目は44点(1点足りない)3回目の挑戦で、ついに、小型特殊免許に受かりました。

 

 その足で、ウーバー〇ーツの事務所に行き手続きを行いました。

そこからは、ウーバー〇ーツでの配達の日々が始まります。

少ない時は1日8件、多い時は1日25件ほど配達し、昼から夜遅くまで働きました。

(1件につき、300~500円くらいの収入です)

 

 これで、ようやく生活がやや出来るようになり、ついに一件目の会社の募集に応募しました。

幸運な事に、その会社で週2回ほどですが、働かせていただく事になり、今もそこで働いています。(勤務日数は増えました)

 

9月、まだまだ強くなりたいので。

サイトウケンジ先生を中心としたシナリオライターズトーク(https://www.eventernote.com/events/223319)に参加しました。

もう一人の主催の方が体調を崩されてしまい、急遽ピンチヒッターの方が3名ほどいらっしゃったのですが、そのピンチヒッターの2人が声優の方だったので、実際に関わりのある別の職業の視点での意見なども聞くことが出来ました。大きな収穫だったと思います。

 

 そこからは暫く、デバッグ 配達 デバッグ 配達 配達 配達 配達 休み といった感じの日々を過ごし、あまり個人の制作を進める事が出来ませんでしたね……。待っていただいている方には、大変申し訳ないです。

 

 10月は、大きな台風がありましたよね。その時は、サービスそのものが休みの為、全く稼ぐ事が出来ず、苦戦を強いられました。

ただ、その代わりに、台風の次の週は多く稼ぐ事が出来たので良かったです。

27日には秋M3という音楽の即売会のイベントがあり、盟友との再会やゲームに協力してくださった皆様と会う事が出来ました。CDもたくさん買いました。イベントはお金が消える。

 

11月2日、再びゲキオフ(https://twipla.jp/events/413929)に参加させて頂きました。前は、大阪からたまたま東京にいた時に参加でしたが、今回は、東京から参加という形ですね。

その時に収録したのは(http://lispon.moe/cdn/activity/act161108/detail.html?qaId=1287443)こちらの作品と

https://twitter.com/Geki_Off_/status/1191344717130125312

https://twitter.com/Geki_Off_/status/1192293041345712128

https://twitter.com/Geki_Off_/status/1192799745187573761

このシリーズのモブですね。

17日には、デザインフェスタというイベントに一般で参加しました。

世の中色々な作品があり、私自身も、そういった方向性からのアプローチをいつかしてみたいとより強く考えました。

実際、ブックカバーなどを自作してみたのですが、調整したものをHPに掲載するのは、まだまだ先の事になりそうです。

いつか、コミックマーケットなどに参加する際は、ゲームだけではなく、グッズも色々用意したいですね。

 

12月は、序盤に体調を崩したのが少し手痛かったです。栄養のあるものは常日頃から摂りたいものですが中々金銭的に難しいものです。

 

 他にも様々な事がありました。

廃棄のお弁当をある方に譲っていただいたり……。

大阪の高校時代の友人と東京で再会したり。

大学で仲が良かった人と東京で再会したり。

歯医者行ったり。

色々なことがありました。

 

 今は、仕事もデバッグだけではなく、色々な事をさせて頂いている状況です。私の別の名前がクレジットされている作品もいくつか世に出ました。

ゆくゆくは、これまでの経験を活かして、来年は会社に企画書を出そうと思います。

 

 個人製作は……来年は近プロを含めせめて2作品出したいですね……。

 

P.S. くろっく先生の作品のお手伝いも、今年はさせて頂きました。

https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ253147.html)という作品の、エキストラやちょっとしたプロモーション映像の制作を行ったり。

https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ270399.html)のエキストラをさせて頂いたりしました。

どちらもおすすめの作品です。

 

 ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

良いお年を。

開発後記など

2019年03月01日

 

 2月が、終わりましたね。

あと1週間で関東に行く用事がありまして、そこに、これまでの作品と7thも持っていく予定だったのですが、あと1週間、間に合うかな……。

 

 6th、7thを公開したら、コラボレーション企画の方に力を入れていく予定です。ゲーム制作だけではなく今年新たな挑戦もしたいと思っているので、応援よろしくお願いします。

 

 さて、「ただのめいろ1」と5th「写真部の幽霊部員」の話をしましょう。

「ただのめいろ1」は、若年層に向けて制作したゲームでした。

『ふりーむ!』さんだとダウンロード解析でどの年齢層の方がプレイして下さっているのか分かるのですが、

BBBB project(2019年3月1日現在)の場合

~9歳 0.0 %
10~19歳 17.3 %
20~29歳 56.7 %
30~39歳 17.3 %
40~49歳 0.0 %
50~59歳 3.8 %
60歳~ 4.8 %

 このようなプレイ層となっておりまして、折角だし、全年齢層の方に私の提供するコンテンツを楽しんで頂きたいなと思って、これを作りました。

(まあ、今現在のプレイ解析でも9歳以下のプレイが0%なので狙いは外れているのですが)

 これは後日友人に言われて気付いたのですが、9歳以下で1人でふりーむ登録する人っていないんじゃね? って結論に行きつきました。(お子さんがプレイしたという報告待ってます)

 

 ただのめいろ『1』とナンバリングされていますが、これは、『ふりーむ!』さんで新たなブラウザゲームキャンペーンが始まる度に2、3、と作っていく予定です。

 

 あと、解析の結果で、40代のプレイ層も0なので、そこをターゲットに何かしら作りたいですね……。

 

 

 『写真部の幽霊部員』の話に移りましょう。

この作品は、私が高校生の時に写真部で現像しながらうっすらと思い浮かべていたものを、形にしたものです。

 

 執筆などは去年の7月下旬に終わったのですが、4thの声入れや事務作業など色々ありまして、bgmを探しつつ、校正して頂いて、そこから話を整えたりEDを作ったり、あれこれしているうちに2018年を越して、2019年2月の公開に至りました。

今回の作品では、OPを作成せず、写真に関するアイキャッチのような開幕を演出しました。

それと、4thまではあまりしなかったSEの演出を増加し、ルビも振りました(これまでの作品もアップデートで増える可能性はありますが)。

あとは、少し重くなってしまったのですが、背景アニメーションを使用して最初のシーンに桜が舞うようにしたり、動画制作ソフトをAviUtlにしたり。登場人物の数や台詞も、メインの4人(春崎正吾、東雲令子、有明奈津美、出臼槇奈)だけにしたり(モブが話しそうな所は描写だけにしている)

 

 現像のシーンをどこまで書きこむかは結構迷いました。書きすぎるのは物語から脱線してしまうし、そこで読まなくなってしまう人もいると思いまして。(校正してくださった方に、現像描写このくらいでいいかどうか聞いたりした)

 

 現在、様々な感想をいただいておりまして、とても嬉しく、また勉強になるご指摘もあり、感謝しております。

 また、誰かが望んでくださるのなら、声入りでの公開も考えていたりします。(やるとしたら6,7公開後に募集開始、年末~来年公開を目途に)

 

 

 その他。

 先も言いましたが、6th、7thを公開した後は、コラボレーション企画を中心に~~th以外の計画に力を入れていく予定です。

#ポトリア、ムービークラブのブラッシュアップと、ムービークラブの後日談的な作品。その他ミニゲーム的なブラウザゲーム。DLsiteさんで発売する予定のProject I、ハロウィンに向けた計画等、こうして書いてみると結構ありますね……。

 

 8th、9th、10thはそれまで構想を練るまでに抑えて、これらが終わったら着手、来年公開、って感じですかね。

Q.プロジェクトは一体幾つまで予定しているの?

A.生きてる限り無限大

 

 そろそろ、桜の季節ですね。私の家の近所にある桜の樹が花開くのが楽しみです。

 

 

 

2018年12月25日

 

 去年のこの日でしたか、私のゲーム制作ライフが始まりました。

steamでRPGツクールMVが割り引かれていて、それを友人に教えてもらい購入したのがきっかけでした。

使い方、作り方もその友人から教えてもらい、第1作目の『勇者 とは』を年末年始で創り、1月の上旬にRPGアツマールにて公開しました。

短く、戦闘面などに力を入れることが出来なかった作品ですが、結構大変な思いをして作りました。

影を使ってドットを作ったりみたいな小遊びを何件か入れました。

 

 それから1か月後、今度はその友人には殆ど何も聞かずに2作目の『彼は何故自殺したのか』を作成しふりーむで公開しました。

たしか制作期間は3日から4日くらいだったかと思います。

本当はタイトルを『彼は何故自殺するのか』にするつもりだったのですが、ほぼ3日間の徹夜で頭が回らず、タイトルと内容がちょっと違う感じに。

 今日でDL数は178件ですね。最初の伸びはすごかったです。色んな方もレビューしてくださいました。サポーターの方がついてくださった時期もありますので、また違った形で同じシステムのゲームを作れたらな、と思います。あるいは、話の補完となるエピソードをどこかで公開するかもしれません。

 

 2月に『彼何故』を公開したあと、実はRPG2つの制作を進めておりました。

『勇者 とは』の続編や、現代ファンタジーのRPG『Project I(仮題)』です。

ある出来事に出席しなければ、そのままRPGの続編を作って公開していたと思います。

 そのある出来事と言いますと、友人の結婚式です。

ゲーム制作を始める前から呼ばれていましたが、とうとうその結婚式の日が近づき、私は岡山に向かいました。

泊まった所はカプセルホテル、滞在したのは1週間。

その間、岡山の友人たちと遊んだり、1人で観光したり。

わりと充実した日々を送らせて頂きました。

 そして、結婚式当日。

白銀の結婚式場、スーツに身を包んだ友人たち。ご祝儀を渡す時にちょっとミスる私。

結婚式に出席するのはこれが初めてというわけではないのですが、友人の結婚式に出席したのはこれが初めての事でした。

ここでも改めまして、末永くお幸せに

 結婚、というイベントは様々な想いが巡り合い、縁と呼ばれるものが結ばれ、人と人とを繋ぐのでしょう。

心を揺り動かされました。

人前式という形の結婚式には初めて出席しまして、互いの人生の行く末を私たち招待した人々を証人として誓い合う式。

それから、披露宴では友人たちからの映像の贈り物を始めとした様々な祝福。

こういった、人の幸せを見る事がとても満たされる事だというのを、私は長らく忘れていたと思います。

とても実りのある1週間でした。

 

 閑話休題。

1週間の観光や、結婚式を経て、様々な刺激を受け、私の製作は、他のprojectにシフトしました。

それが、『Movie_club』です。

元々『Movie_club』という作品は、未完の演劇台本でした。私が演劇部だった頃に作成を開始したものです。

演劇部を引退してからも、たまに電車の中でシナリオを書いたりしていましたが、完成にはとても長い時間を要しました。

帰阪してから、3月中ずっと個別ルート、それぞれのエピソードを描いていました。

順番は、C→I→E→Uですね(Twitterを遡ったら履歴があった)。

この作品は『』というものがメインテーマで、台詞のあちらこちらに夢に対して様々な想いを、様々な考え方を、登場人物それぞれが語っています。

各エピソードでは、さらにサブテーマとして、

恋愛映画→『演技』 青春映画→『青春』

Iルート『家族』 Eルート『友達』 Cルート『後悔』 Uルート『愛』

などを組み込みました。

 

 ちょっとした小ネタも数多く仕込ませて頂きました。

例えば、映画撮影シーンでは、上下にマスク(黒い奴)を表示し右クリックすると、その映画のタイトルや情報が分かるといった仕掛けをご用意しました。

シーンやテイク毎に文字が違ったり、監督によってフォントも違いますので、良かったら確認してみて下さい。

 ちなみにこの上下黒、創る際に、サイズを合わせるのに何度か苦戦しました。

 例の『サウナシーン』は、岡山1週間滞在の時、カプセルホテルのサウナに入っている時に思いつきました。

 

望月君が言っているのは映画用語で、別所君が言っているのは肉の部位などですね。

久瀬部長もさりげなくしりとりに参加していた事に気づかれた方はどのくらいいますかね?

 これは結構な数の人が気づかれたかと思いますが、登場人物の名前はタイトルから一文字ずつ頭文字として命名しています。

M望月仁志 O小川四郎 V別所和彦 I石井ももこ

E江藤ゆず C久瀬涼 L雷田翔太 U宇野あい B馬場健太

 

なので、表示する順番も基本的にはこの順番です。

他にも色々な小ネタを仕込んでおきました。良かったら探してみて下さい。右クリックをすると意外な人物が隠れている事も?

 

小話。

それぞれの身長の比率は右の画像が結構正しめです。厳密な身長とかは無かったりしますが。主人公は170前後をイメージしてて、それを基準に考えていただければ、と思います。

雷田の名前は最初、雷田 一(ライダー → らいでん はじめ)でしたが、ライダージャンプを理由に翔にしました(馬場さんと太被りした事に気が付いたのはCV募集をする時にこの画像を作った時)

別所君は元々、ベン・チャーリーという外国の留学生でした。

それも含めて最初から色々書き直したりしたんですよね。

台本だったものから作り直した最初のプロットは右の画像でした。ちなみに2016年7月のカレンダーの裏に書いてあります。(エコ)

 

黒木茂とか現在のムービークラブには出て無いキャラクターがいたり、コンビニアルバイトに熱中し過ぎてコンビニ会社の社長になって夢を追う若い青年に融資するエンドもありました。

個別ルート内でも選択肢が2つあって、それぞれEDが4つあったり。

色々あって、個別ルートは一本道になりましたがね。

 さて、このムービークラブですが、この作品を通じて、様々な挑戦をし、様々な方と巡り会う事が出来ました。

このゲームを作ったツールはティラノビルダーというもので、RPGツクールとはまた違った使い方なので、また1から使い方を自分で勉強したり。

OPが欲しくて、フリーbgmサイトを色々と巡り、曲と出会い、絵を描くツールとwindowsムービーメーカーを駆使してなんとかOPムービーを作りました……いつか、またクオリティアップをしたいですね……。

 

 立ち絵に関しては、立ち絵を組み立てるツール、『キャラクターなんとか機』で作成し、一部素材は購入しました。

その影響で、素材漁りや購入が最近の趣味になりつつあったり……。

 

 一番外せない話題ですが、キャラクターボイスの実装も行いました。

右も左も分からない状態で、色々とごたごたした募集方法になってしまったり、対応も慎重に行ってきたつもりでしたが、至らぬ点が多々あり、今も反省する事があります。

色々な事があり、様々な方と出会い、多くの言葉を交わしました。

私の価値観や、考え方にも多大な影響を及ぼす出来事になりました。

 

 協力してくださる、と声をかけて下さった皆様には、時間が掛かっても、恩を返していきたいと考えております。

 

 音声のチェックと、それを実装する作業は非常に大変でした……。ゲーム内容が地の文含めて10万文字くらいで、元々2時間くらいの作品ですが、声がつくと2倍近くになったり……。(全音声を最後まで再生した場合)

でも、とてつもなく大変でしたが実際にキャラクターに声がついた時、キャラクターが『生きてそこに存在しているように』感じられました。

『演じる』って凄い事ですね。

上に書いたように、私はかつて演劇部でした。

所属している間はずっと、『上手い演技とは何か』、と考え続ける日々。

他の人の言う上手い演技というものにも疑いを感じていました。

それは本当に上手い演技なのか、それはその人本人を見ているだけではないのだろうか。

『上手い演技』の答えの出ぬまま、私は演劇部を引退しました。

 

 それからしばらくして、シナリオで描くにあたって、再び演技について考えた時

『上手い演技』ではなく『良い演技』こそが求めるべきものなのではないかと、そう思ったのです。

今も……どこかで演劇、演技をしたい自分はひっそりと胸の奥にいます。

縁やきっかけがあったら、いつかどこかで演技しているかもしれません。

 

 私にとっては、今回の事はいい出会いであったと思います。

 

 多くの思いと、様々な出来事を越えて皆様にお届けする『Movie_club

是非、プレイしていただければと思います。

 

 

3rd project『ただのぼっちと、くものまち』ですが、実はムービークラブを描き終えてから描いたものになります。

 

 ムービークラブを公開する前に、様子見も兼ねて創ったものになります。

その証拠に、公開日も『ぼちくも』『Movie_club』と1週間弱の期間しか空いていません。

 

 この作品は突発的なものでしたが、前々から描いてみようと考えていた作品でした。

『一年中ほぼ曇りの町』とか『不思議な女性』『大食いの主人公』など。

レビューなども何件か頂きまして、不思議な女性の正体や、舞台となった町などに気づいている方も多く、びっくりしました。

 

 あるブログに書いてある彼女の正体の考察については、ほぼ正解なので本当にね。

 

さて、この物語の主人公であるヒコイチとくもですが、彼らはいずれ別の形で出てくると思います。お楽しみに

(ちなみにムービークラブにも名前と立ち絵は無いけど、ヒコイチが一応一言出てます。探してみてね)

 

ちなみについ先日ノベルゲームコレクションでのプレイ数が300、ふりーむさんの所でのプレイ数が134。合計で434名の方にプレイして頂きました。誠にありがとうございます。

 

 

近況の報告。

『Movie_club』の発表以降、ゲームを出す事はしばらくしていませんでした。

CVの実装をしてから、5thを描き、公開をする予定でしたが、現実での色々な事情が重なって公開出来ない状態でいました。

 

 5thですが、2019年の3月には公開しようと考えてます。

作品そのものは完成しており、何名かの方にデバッグや校正をお願いして、修正もしました。

高校の写真部のお話です。

 

 また、5th以外にもある計画の為に動き出しています。

まや先生とのコラボレーション企画のゲーム、『ポトリア』を製作中です。

大まかに言えば、主なシナリオとゲーム化は私βββ。グラフィック周りはまや先生の予定

詳しくはツイッターのハッシュタグ#ポトリアで!

ファンタジー世界の物語です。

公開はまや先生の方のアカウントになると思います。

 

 他の活動としまして、今後、DLsiteで有料の作品を一本公開したいと考えています。

それが、最初の辺りに言っていた現代ファンタジーのRPG『Project I(仮題)』です。本当の名前は既に決まっているのですが、名前被りとかのゴタゴタを避ける為に、仮のタイトルにしてあります。

RPGだけではなく、他にも色々と仕込む予定なので、お楽しみに。

体験版もDLsiteで公開予定です。

最近プライベート用アカウントで絵を上げてたりするキャラクターがこれに出る予定です。

 

 それと、今年の冬コミに顔を出します。ポケモンの変則ルールタイプ統一の雑誌です。

私も寄稿させて頂きました。多分日曜の昼頃にいると思います。

冬コミ参加は人生で生まれて初めてなので多分道に迷います。

 

 あとは、ムービークラブの各個別ルートの後日談とアナザーストーリーを書く予定です。

公開方法は、ノベル公開→音声の依頼→音声を実装した上で無料でノベルゲームとして公開とさせて頂きます。

それぞれのあらすじは、ネタバレを含むのでこのページの一番下に。

 

 他にも創作での企画を考えていたりするのでお楽しみに。

 

 

 何故、今回この記事を書こうと思ったか、と言いますと。

Twitterの方で、自身の代表作について語るハッシュタグなどがありまして、それを別の形で公開したいと思い、ここに作成しました。

 

それと先日フリゲ2018あなたが選ぶ今年のベストフリーゲームというものが公開、開票されたのですが。

 

俺のどの作品も投票されてないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

くやしいんじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!

 

 

という気持ちで投稿しました。

 

ただのぼっちと、くものまち』と『Movie_club』はノベルゲームコレクション様で公開させて頂いております。

こちらではまだ、ティラノゲームフェスというものが1月10日まで開催されており、投票を待っています。

 

投票を待っています!!!!

 

 

『Movie_club_AAS』の予告。

(※原稿が完成していない為、一部内容が変更される恐れがあります。悪しからずご了承ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・After

I『これからのわたしたち

 望月仁志は石井ももこと共に、東北にある彼女の実家にやって来ていた。

彼女の実家である石井旅館は、跡継ぎが必要な状態だった。

そこで仁志は、一つの選択を迫られる事になる。

 

E『単位取得大作戦!』(上の画像のやつ)

 大学2年生の春。

望月仁志は、ついうっかり風邪を引いた。

このままでは、ゆずの父と交わした約束が果たせなくなるかもしれない。

その危機を乗り越えるべく、ある男が立ち上がった……!!

 

C『共闘

 竹部達OBの映画が完成し、映画研究部一同は映画の公開場所へと向かった。

彼らの映画が終了し、最後にある発表がされる。

竹部と西園寺の結婚報告だった。

さらに竹部は口角を上げ、ある事を発表する。

「祝儀はいらねぇ。映像作品を俺たちに贈ってくれ。ブーケトスは、一番良かった作品に贈りたいと思う」

 

U『あいの為に

 馬場家、菊池家の顔合わせが京都の某所で行われる。

仲人として、呼ばれた望月仁志と宇野あい。

そこには、宇野家の代表として、あいの叔父である宇野劉生がやってきた。

劉生は望月と会うなり、こう切り出してきた。

「これから君には、多くの試練がやってくる事だろう」

望月仁志の戦いが、今始まる。

 

・Another 誰とも付き合うことが無かった可能性の世界。(元々は全選択肢でふざけて答えた場合の物語)

ヴァレンタインヒーローショー

「俺たちは、救われるべきだと思わないか?」

「人のお金でチョコが……食べたい……!!」

「そこで俺は気づいたんだ。そう、ヴァレンタインに映画を公開して賜りとしてチョコを貰おう、とね」

 

男子一同を集めて、雷田翔太元副部長が放った台詞がそれだった。

今、映画研究部の男子たちが情熱とチョコレートを懸けた撮影が……始まる!!

 

・もしかしたらあるかもしれない要素 Story within a story

夢の向こう側

「貴方には夢がありますか?」

「俺? いや無いよ、もうかなえてるからさ」

 

――それは、夢を叶えたい女性と、夢を叶えた男性の物語。

 

寒々とした空の下、どことなく夏と比べて空が暗い気がしている。

空から机の上の紙へと視線を向ける。

 

「進路希望、か」

 

目の前には、二年一組十番、金倉乃十音とだけ書かれた進路希望調査表。

 

彼女は人生の転機に立たされていた。

 

この紙に描かれる情報は、二つに一つ。

進学か、就職か。

戻るという選択肢は無い。

そして、ここに芸能人と描ける人間は、殆どいないだろう。

乃十音は、名字こそ金倉だが、残念な事に金が詰まり積められている倉は所有していない。

サラリーマンの父と、パートの母を持つ被扶養者だ。

 

紙も、現状も。夢や希望とは、かけ離れていた。

どのような現実に生きるか。

 

2年生の冬。もう現実を見据えて歩いていかなければいけない。あるいは、走っていかないといけないだろう。

一般入試やセンター試験は来年の今頃だが。推薦入試、AO入試の足は早いのだから。

 

――――

 

「夢の向こう側は、一体、どんな所なんですか?」

 

「なら、俺の知り合いの付き人になってみるかい?」

 

付き人。

夢の向こう側の世界を見る事が出来るまたとないチャンスだ。

答えは、決まっていた。

 

「はい。よろしくお願いします」

 

彼女の人生に新たな可能性がやってきた瞬間だった。